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【2018/12/10 19:56 】 |
長期入院の患者さんの退院への軌跡其の4
事務のお姉ちゃん
「Aさんのところで、ご家族が来てるそうです。ご家族がご本人に受付まで来て欲しいそうです」

僕「はい、分かりました」

チャーンス!!これはチャンスだ、何て言おう?あれ、何を言うんだっけ?

とっさのコトで、この前に赤さんとご家族に何を話すか決めたのに思い出せない

っつうか、、、、、

電話でしか話したことないし、、、、、
何か緊張するな

それよりAさんに家族が来たことを伝えなきゃ


僕「Aさんご家族が受付に来て欲しいそうです」

Aさん「あいよー

何かAさん機嫌が良さそうだな

僕「Aさん、ご家族に一緒に会ってもイイッスかね?」

Aさん「いいよ。何を話すで?」

んんん~、何か気付いたか?

僕「Aさんの退院の話っスヨ




Aさん「やだ、、、、ほんな話なら、いいや、また退院とか、、、、、」

僕「Aさん、俺は行かないと嫌です!!っつうか、、また退院て、ここに入院してから退院してないっすよ(笑)」

Aさん「フフフっ


精神科ギャグ?何か解らんがAさん笑ってくれてる
僕「別に、今日退院しろ何て言わないから、どうっすか?」
Aさん「はいはい」


僕とAさんはエレベータに乗る。
1Fの受付前に行く。

妹さんらしき女性が立っている。

僕が会釈すると、バツが悪そうに向こうも会釈する。



えっと、、、、何て言おうかな
僕「はじめましてAさんを担当している看護師のブログ主任です

妹さん「どうも、この前の電話の?ほら、退院がとか、、、、」


僕「あーそうです(覚えててくれたぁ)どうも、じつはですねぇ、、、、」
妹さん「絶対退院は困りますか、私も今は別の家庭があって、母も高齢で、、、、、、、、、」

うっわぁ~~、あっちゃぁ~何か、切り出せないよこれじゃあ、、、
Aさんに助けを求めよう



僕「Aさ、、、、、ん」

うわっもうお金貰ってエレベーター乗ってるし、、、ドア閉まって上に、、、、、

あー、1人で頑張るか!!


退院されたくない思い炸裂中の妹さん、、切り込めブログ主任!!

僕「解ります、絶対に退院されたら困るんですね!解りました」
妹さん「ん?ええ、そうです」

何か面食らったみたいだぞ、俺の話の番だ!!

僕「退院はされたら困るし、本人もしたくないんですよ」
妹「え?じゃぁ、、、」

僕「現状はそうなんです。ただ、妹さん・お母さんが何で退院されたら困るか?」
 「本当にAさんは退院できない精神症状か?」
 「妹さんとお母さんはAさんのことをどれだけ知ってるか聞かせて欲しいんですよ

あー、俺が言うのに、聞かせろって言っちゃった
話してくれるかな?

あれ、、、妹さん何も言わない、、、、

妹さん「今日は忙しいので、話せません。後日連絡ください。退院させないでくださいね」

カッチーんなんだよぉ、自分の兄さんだろ、、ひっどいなぁ

僕「妹さんよろしいですか?確かに、今は妹さんの言うとおり、退院は出来ませんよ。なんせ、環境が整っていないんですよ。病状は安定して整っているのに、その先の環境が整っていないんです。僕ら医療従事者だけじゃ整わないんです。妹さんは言いましたよね退院されたら困るって、それは、あなたの家庭に受け皿がないんですよね、解りますよ、長期に入院してて、兄さんのいない生活に慣れている状況で、その環境が変わってしまうことが、少し怖いんですよね?それは誰しも思います。でも僕がいつAさんをあなたの家に退院させろ、お母さんと同居させろって言いました?僕が言いたいのは、ご家族の家庭環境を変えないで1人で地域で生活する社会資源があることを妹さん・お母さんはご存知ですか?ってことです。それがあればAさん退院できるんですよ!!」

うわぁ~。。。言っちゃねぇ俺
病院にクレーム来そうだねぇ、だいぶ感情的だし、、、やばいな、俺の未来は、、、、、、


妹さん「なんです?社会資源?ん?」

あれ?知らない?ん?確か、前にもそんな話したんだけど、、、赤さんも俺も、、、

僕「つまり、ですね私達看護師が仮にAさんが、、、、、、、、、」
僕はその後、Gホーム・デイケア・ナイトケア・在宅支援センター・訪問看護・地域移行支援員制度

について説明した、、何か、妹さんは初めて聞く事のように、驚いた様子できいていた

妹さん「じゃあ、それがあれば、、、、、でも退院は困りますからね

あっ、まだ妹さん言うかぁ、、、、裏技出動させてみようかな、、、、、

僕「でもですね、Aさんは今の入院形態は任意入院ですよね?現状を主治医が病状安定していて、自宅での生活が可能と判断して、仮にAさんが自宅に退院したいと希望されたら、僕にはAさんと主治医を止める術はありませんよ?ただし、今日の社会資源の話をお母さんとしていただいて、一度、主治医・PSW・NsとAさん・妹さん・お母さんで話す機会を取り次いでくれるなら、仮にその話が出ても、両方に、円満な退院をするための調整期間を設けることが出来ると思います。つまり、妹さんがお母さんとまず、①今日の話をしていただく②その結果を来週中に当院に連絡してくれる。③Aさんと僕たちと面談をしてみるこれをしてくれないと僕には止められませんよ!!いいですね?」

あ、、、また言い過ぎた、、、、でも嘘は言ってないし、ここは拒否が続いてたんだもん、駆け引きするしかないよな、、、、でも責任取りたくない、、、でもAさん退院して欲しい、、、ああ、、あああ、、、、自分で言ったのに、、、、、、ああああああ


妹さん「、、、、、、、来週電話します。失礼します」


あぁぁ怒らせちゃったかな?

僕「ん?来週?電話くれますね?くれなかったら僕からかけちゃいますよ、面談、、、いや、お母さんと今日のお話をしてください。ありがとうございます!!」

妹さん「はぁ、、、はい、電話します、、じゃあ、その社会資源、、、あ、時間なんで行きます」

僕「すいませんでしたお気をつけて





キターーーー!!何か解らんが思ってること言ったら、何か進展したぁぁぁ




感情的になったのは大反省

でも、前にも社会資源のことは赤さんも僕もTEllで話したのに、、、

何だろう、電話だとちゃんと聞けてもらえてなかったんだろか?



今日は、何かAさんの家族に教わっちゃったなぁ、、、、


家族が患者さんと直接関わる時、新たな進展があるときは看護師も家族と向き合う。
「直接、面と向かって関わる」ことって大事なんだぁ





次回「ブログ主任、今日(7/14)は31歳の誕生日!!今日は1人で上野原まで出張、あぁあぁぁの巻!!」
                               嘘!!


次回「家族からの電話。母の思い」

                      の予定ww

拍手[7回]

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【2010/07/14 11:33 】 | 長期入院の患者さんの退院への軌跡 | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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